「結城友奈は勇者である」も、いよいよ最終回。果たしてどんな結末を迎えるのか?
前回、美森の前に立ちふさがった友奈。向かって来るバーテックスを打ち倒しながら美森を説得。
「そいつが辿り着いたら、私達の世界が無くなっちゃう」「それでいいの。一緒に消えてしまおう」
そして美森に「良くない」と言って「満開」する友奈。そこで御霊を見つけます。
が、そこで友奈の邪魔に入る美森。そして2人の戦いが始まります。
「何も知らずに暮らしている人もいるんだよ。私達が諦めたらダメだよ。それが」「勇者だって言うの? 他の人なんて関係ない。一番大切な友達を守れないのだったら、勇者になんかなる意味が無い」
「戦いは終わらない。私達の生き地獄は終わらないの」「地獄じゃないよ。だって、東郷さんと一緒だもん。どんなに辛くても東郷さんは私が守る」
「大切な気持ちや思いを忘れてしまうんだよ。大丈夫なわけないよ。友奈ちゃんやみんなの事だって忘れてしまう。それを仕方が無いだなんて割り切れない。一番大切なモノを無くしてしまうくらいなら」「忘れないよ」「どうしてそう言えるの?」
「私がそう思っているから。メッチャクチャ強く思っているから」
園子と美森もかつてはそう思っていた。でも今は悲しい事だけしか覚えていない。自分が流すこの涙の意味がわからない。そして友奈の事や勇者部のみんなの事を、また忘れてしまう事が怖いと言う美森。
その美森を自ら満開を解除して引き出し抱きしめる友奈。
「忘れない」「ウソ」「ウソじゃない」 「ウソ」「ウソじゃない!」
「本当?」「うん、私はずっと一緒にいる。そうすれば忘れない」
その2人の前に巨大な火の玉になったバーテックスが。その姿はまるで太陽のよう。
そこで2人で協力して止めようとするが力が足り無い。結果、友奈が脱落。しかも「散華」で足が動かなくなる。
すると今度は「おかえり、東郷」と風と樹が「満開」して参戦。そして勇者になっている間は目と耳も使える様になった夏凛も「満開」して参戦。
そして最後に再び「満開」した友奈が再度参戦。みんなの期待を受けて太陽となったバーテックスの御霊を倒します。
するとみんなの前から消えて行く精霊達。
それがきっかけだったのか、足が動く様になり始める美森に声が出始める樹。
さらに目が見え始める風にとりあえず目と耳が聞こえるようになる夏凛。「あたし達は神樹様に解放してもらえたのよ」
外の世界は未だ変わらず。でも勇者部のみんなは勇者になれなくなり、代わりに神樹様に供物を求められることは無くなった。「後は後輩達を信じて任せるしかないよね」
でもみんなが「散華」の結果失ったものを再び取り戻したと言うのに、友奈ただ一人が取り戻すどころか意識すら戻らない。「あの子は1人で頑張り過ぎたから」
「自分を犠牲にしていいなんて、そんな考えイヤだ」と言う夏凛に「あたしだって…でも、あの子がいなかったら」と言う風。
そしてみんなで毎日声をかけます。友奈が意識を取り戻すように。
そして文化祭の練習もそのままで行います。友奈には美森が毎日台本を読んで聞かせます。
「勇者は傷ついても傷ついても決して諦めませんでした。全ての人が諦めてしまったら、それこそこの世は闇に閉ざされてしまうからです。勇者は自分が挫けない事がみんなを励ますのだと信じていました。そんな勇者をバカにする者もいましたが、勇者は明るく笑っていました。意味が無い事だと言う者もいました。それでも勇者はへこたれませんでした。みんなが次々と魔王に屈し、気がつけば勇者は1人ぼっちでした。勇者が1人ぼっちであることを、誰も知りませんでした」
「1人ぼっちになっても、それでも勇者は…それでも勇者は戦う事を諦めませんでした。諦めない限り、希望が終わる事はないから…です。何を失っても…それでも…それでも…私は1番…大切な友達を…失いたくない」
「イヤだ…イヤだよ。寂しくても…辛くても…ずっと…私と一緒にいてくれるって言ったじゃない」
そう言って泣きぢゃ来る美森に奇跡が舞い降ります。
「とう…ごう…さん」
「一緒にいるよ…ずっと」「友奈ちゃん」
そして語り始める友奈。「東郷さん…聞こえてたよ…東郷さんの声…みんなの声」
「おかえり、友奈ちゃん」「ただいま」
そして退院した友奈は、いつもと逆に美森に車イスを押してもらう立場。
やがて文化祭の時には、お芝居を出来る身にまで回復。友奈の役は「明日の勇者へ」の勇者。そしてこれは後輩に送るお芝居。
「勇者は自分が挫けない事が、みんなを励ますのだと信じていました。そしてみんながいるから…みんなを信じているから自分は負けないのだと」
「大切だと思えば友達になれる。互いを思えば何倍でも強くなれる。無限に根性が湧いて来る。世界にはイヤな事も、悲しい事も、自分だけではどうにもならない事もたくさんある。だけど大好きな人がいれば、挫けるわけが無い。諦めるわけが無い。大好きな人がいるのだから、何度でも立ち上がる。だから勇者も絶対負けないんだ」
そして勇者部5人に送られる拍手。
「そう、何だって乗り越えられるんだ。大好きなみんなと一緒なら」
最後には園子も回復したみたいですね。
でも状況は変わらない。お役目を持つ勇者が変わっただけ。でも、園子と美森があったような絶望ではない、友奈が見せたような希望もあると信じたいですね。
前回、美森の前に立ちふさがった友奈。向かって来るバーテックスを打ち倒しながら美森を説得。
「そいつが辿り着いたら、私達の世界が無くなっちゃう」「それでいいの。一緒に消えてしまおう」
そして美森に「良くない」と言って「満開」する友奈。そこで御霊を見つけます。
が、そこで友奈の邪魔に入る美森。そして2人の戦いが始まります。
「何も知らずに暮らしている人もいるんだよ。私達が諦めたらダメだよ。それが」「勇者だって言うの? 他の人なんて関係ない。一番大切な友達を守れないのだったら、勇者になんかなる意味が無い」
「戦いは終わらない。私達の生き地獄は終わらないの」「地獄じゃないよ。だって、東郷さんと一緒だもん。どんなに辛くても東郷さんは私が守る」
「大切な気持ちや思いを忘れてしまうんだよ。大丈夫なわけないよ。友奈ちゃんやみんなの事だって忘れてしまう。それを仕方が無いだなんて割り切れない。一番大切なモノを無くしてしまうくらいなら」「忘れないよ」「どうしてそう言えるの?」
「私がそう思っているから。メッチャクチャ強く思っているから」
園子と美森もかつてはそう思っていた。でも今は悲しい事だけしか覚えていない。自分が流すこの涙の意味がわからない。そして友奈の事や勇者部のみんなの事を、また忘れてしまう事が怖いと言う美森。
その美森を自ら満開を解除して引き出し抱きしめる友奈。
「忘れない」「ウソ」「ウソじゃない」 「ウソ」「ウソじゃない!」
「本当?」「うん、私はずっと一緒にいる。そうすれば忘れない」
その2人の前に巨大な火の玉になったバーテックスが。その姿はまるで太陽のよう。
そこで2人で協力して止めようとするが力が足り無い。結果、友奈が脱落。しかも「散華」で足が動かなくなる。
すると今度は「おかえり、東郷」と風と樹が「満開」して参戦。そして勇者になっている間は目と耳も使える様になった夏凛も「満開」して参戦。
そして最後に再び「満開」した友奈が再度参戦。みんなの期待を受けて太陽となったバーテックスの御霊を倒します。
するとみんなの前から消えて行く精霊達。
それがきっかけだったのか、足が動く様になり始める美森に声が出始める樹。
さらに目が見え始める風にとりあえず目と耳が聞こえるようになる夏凛。「あたし達は神樹様に解放してもらえたのよ」
外の世界は未だ変わらず。でも勇者部のみんなは勇者になれなくなり、代わりに神樹様に供物を求められることは無くなった。「後は後輩達を信じて任せるしかないよね」
でもみんなが「散華」の結果失ったものを再び取り戻したと言うのに、友奈ただ一人が取り戻すどころか意識すら戻らない。「あの子は1人で頑張り過ぎたから」
「自分を犠牲にしていいなんて、そんな考えイヤだ」と言う夏凛に「あたしだって…でも、あの子がいなかったら」と言う風。
そしてみんなで毎日声をかけます。友奈が意識を取り戻すように。
そして文化祭の練習もそのままで行います。友奈には美森が毎日台本を読んで聞かせます。
「勇者は傷ついても傷ついても決して諦めませんでした。全ての人が諦めてしまったら、それこそこの世は闇に閉ざされてしまうからです。勇者は自分が挫けない事がみんなを励ますのだと信じていました。そんな勇者をバカにする者もいましたが、勇者は明るく笑っていました。意味が無い事だと言う者もいました。それでも勇者はへこたれませんでした。みんなが次々と魔王に屈し、気がつけば勇者は1人ぼっちでした。勇者が1人ぼっちであることを、誰も知りませんでした」
「1人ぼっちになっても、それでも勇者は…それでも勇者は戦う事を諦めませんでした。諦めない限り、希望が終わる事はないから…です。何を失っても…それでも…それでも…私は1番…大切な友達を…失いたくない」
「イヤだ…イヤだよ。寂しくても…辛くても…ずっと…私と一緒にいてくれるって言ったじゃない」
そう言って泣きぢゃ来る美森に奇跡が舞い降ります。
「とう…ごう…さん」
「一緒にいるよ…ずっと」「友奈ちゃん」
そして語り始める友奈。「東郷さん…聞こえてたよ…東郷さんの声…みんなの声」
「おかえり、友奈ちゃん」「ただいま」
そして退院した友奈は、いつもと逆に美森に車イスを押してもらう立場。
やがて文化祭の時には、お芝居を出来る身にまで回復。友奈の役は「明日の勇者へ」の勇者。そしてこれは後輩に送るお芝居。
「勇者は自分が挫けない事が、みんなを励ますのだと信じていました。そしてみんながいるから…みんなを信じているから自分は負けないのだと」
「大切だと思えば友達になれる。互いを思えば何倍でも強くなれる。無限に根性が湧いて来る。世界にはイヤな事も、悲しい事も、自分だけではどうにもならない事もたくさんある。だけど大好きな人がいれば、挫けるわけが無い。諦めるわけが無い。大好きな人がいるのだから、何度でも立ち上がる。だから勇者も絶対負けないんだ」
そして勇者部5人に送られる拍手。
「そう、何だって乗り越えられるんだ。大好きなみんなと一緒なら」
最後には園子も回復したみたいですね。
でも状況は変わらない。お役目を持つ勇者が変わっただけ。でも、園子と美森があったような絶望ではない、友奈が見せたような希望もあると信じたいですね。