今週の「SHIROBAKO」は原画の話。

あおいが会社に行こうとすると姉のかおりからの電話。用件は今日、東京に行くから泊めてと言う件。それを新幹線に乗る直前にするかねぇ(笑)。

仕方ないので階上の大学生のみどりにかおりの相手を頼みます。
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ところで、自分であおいに電話をしておいて「あんた起きてたの? 夕方やっと始まるんじゃないの、アニメの会社って?」は無いでしょ。少なくとも制作進行は昼間の仕事でしょ、たぶん(笑)。

会社では絵麻がすでに仕事。早くから来て仕事をしている理由は原画の仕事が遅れているから。原画が遅れている理由のきっかけは猫のカット。先輩アニメーターの杉江も猫は難しいと言います。
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若い時で無いと絵を描く手の早さは身につけられない。早く書くには上手くなる。上手く書くにはいっぱい描く。いっぱい描くには早く書く。でも「技術とスピードは実は全く別の問題でね。年取って技術を身につけても1日に描ける量はそうは変わらない。むしろスピードは落ちて行く」と杉江。
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そして身近の総作画監督の小笠原や総作画監督補の井口を手本にしろと言います。「仕事へのこだわりは手の早さを手に入れてから少しずつだな」

最低限の上手さは演出からOKをもらうこと。そうでなければ仕事に使ってもらえず辞める事になる。厳しい現実です。

でもこの杉江のアドバイスが悪い形で後で出てしまいます。

一方、朝の朝礼では落合が退社の発表。やっぱりスタジオカナンに移籍するんですね。で、制作進行の引き継ぎ。落合が担当してた11話はエリカに。エリカが担当してた12話はタローに。で、タローが担当してた13話の最終回はあおいが担当。
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ここで落合から助言。「最終話の担当っていわゆる等価交換だから。小さな名誉と大きなジゴクの。でも1回やれば自信になるから」
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まぁ、タローにやらせるより安心でしょ。ジゴクだけど(笑)。

その大きな理由は監督が未だに最終回Bパートの絵コンテをあげてない事。その前例として山田にぷるてんの事を聞きます。「崩壊するスケジュール。とろける動画、3度の総集編。公式ブログ炎上、BBOにPTA事件。そして納品拒否」 あ、これはスゴいわ(笑)。
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そして落合を待っているのもジゴク。来年1月から始まるスタジオカナンのオリジナルロボットアニメ
「俺の手作りロボットが思春期で大変です」、略してロボはる。オリジナルで2クールなのに絵コンテがあがるのが編集の3日前。それも2話目からそのジゴク状態に突入。

だからデスクが次々に辞めちゃって落合が泣きつかれていたんですね。これは待っているのは確実にジゴクだわ。

「他所のスケジュール、ディスってたら絶対ブーメラン返って来るもんなんだよ」と山田。確かに「えくそだすっ! 」も人の事を言ってる場合ではない。そして山田の最大のアドバイス。

「本気で監督のケツ叩いた方がいいぞ。(絵コンテの)進みが悪いから隠してるんだよ。追い込まれた木下誠一はなんだってするさ」
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その努力、仕事を上げる方に向けて欲しいなぁ監督(笑)。

そんな中、瀬川のメール。絵麻が昨日あげたカットは全てリテイク。「個々のカットがどうこうって言うより、原画の掻き方自体の問題だから。これ、描き急いでいるせいで全部の線がなんとなくでとりあえずなの。つまり動画がものすごく拾いにくい線だってこと。中割りしずらいし、動画がとけちゃう」
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「安原さんね。真面目で一生懸命な人だと思ってったんだけど、ちょっとがっかりした。今回もらったカット。安原さんが元々もってた真面目さとか几帳面さとか全然無くなってるし。こんな手の抜き方、覚えちゃダメ」
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昨夜、かおりが言っていた真面目さがいい方に出れば悪い方に出ることもあると言ってた事が現実になりました。真面目な人ほど自分を追いつめるし、自分を見失いやすい。自分を見失っている人にはアドバイスが出来ない。「見失ってるよって言うくらいしか出来ないんじゃないの?」
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で、それを現実に実行するあおい。絵麻は全てリテイクになった事にショックを受けます。
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手の早さと画の上手さ。その間で悩む絵麻。その矛先は瀬川に向きます。「あたし瀬川さんに嫌われてるのかな?」
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「私みたいな新人原画マンが作監に嫌われたらおしまいだよね。あの子は使えないってなったら、仕事なんてどんどん減っちゃう」
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あおいがこれからだと言っても「今の先にこれからがあるんだもん。今がダメだとこれからは良くならないよ」と言う絵麻。

「プロなんだもん。一生懸命やればいいってわけじゃない」

そして逆に絵麻に聞かれます。あおいの最終目標を。これは4話から続く話です。
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今回はアニメーター、特に原画の厳しさが描かれましたね。絵麻は何がきっかけで立ち直るのかな?