ブラック・ブレット」も第13話で最終回です。

連太郎への復讐に燃える保脇によってバッテリーを失ったことを未だ知らない連太郎達。でもガストレアの回帰の炎の到着まではあと10分。ここに至って届いてないと言う事は期待せず無いと思った方がいいと言う彰磨。

そしてガストレアを前に突っ込まれて滅びるか、突っ込んで滅びるか2択を迫られます。でもそこに空から光が。これが幻庵祭の光。
12

それを仕掛けたのは聖天子の呼びかけに応じた東京エリアの人達。その姿には一般人も呪われた子供たちも違いはありません。祈るのは人類側の勝利、生きたいと言う意思。
34

「延珠、人間にはたぶん2つの顔がある。光と闇…これは光の顔だ。この光1つ1つに込められた祈りと希望が見えるなら」「見える…みんなを助けなきゃ」

そして始まるアルデバランを中心としたガストレアと連太郎を中心とした民警の戦い。勝負は連太郎がアルデバランに特殊爆弾を埋め込めるか。

全員の援護の元、アルデバランに近づく連太郎。
105
78
69

そこで延珠の力を借りてアルデバランに特殊爆弾を埋め込む事に成功しますが、肝心の爆弾が不発。
1112

全員が諦めかけた時に1つだけ方法があると言う連太郎。それはアルデバランに直接ショックを与えて特殊爆弾を起動させる方法。でもそのためには0距離でのショックが必要なためショックを与えた者は共に特殊爆弾の犠牲に。

「延珠、お別れだ」
13

「ずっとお前に相応しい人間になりたいと思ってた。お前と会ってこの1年間、俺は幸せだった。お前と出会えて本当によかった」

そして延珠を当て身で眠らせてアルデバランに向かう連太郎。でもそこでアルデバランの出すバラニウム浸食液にバラニウム製の義足が溶けて倒れる連太郎。
15

そこに彰磨。連太郎の思惑を察して、代わりにアルデバランにショックを与える役を買って出ます。「俺の技は外道の技。この技は金輪際封印しなきゃならん。あのアルデバランと共にな」
16

「里見…俺の分も生きてくれ」

そして特殊晩弾は起爆。アルデバランは木っ端みじんに消え失せます。彰磨と共に。
1718

人間側の勝利です。多くの犠牲を払って。そして始まる32号モノリスの再建設。
1920
21

2日後の天童道場。国土交通省副大臣の兄、天童和光を迎える木更。和光を呼び出した理由は例の32号モノリスの建造に携わった疑惑。バラニウムに混ぜ物を入れて安く作りその分、儲けて今の地位を手に入れた和光。
2223

「第3次関東会戦の引き金を引いたのはあなたです。あなたのような人間のクズこそが、ガストレア大戦で死ぬべきだった」
24

でも真の悪人は死なないと言い切る和光。そして木更の口を封じたい和光と木更の一騎打ち。お互い天童式神槍術と天童流抜刀術の免許皆伝者同士。連太郎と和光の秘書の椎名かずみの立ち会いのもと行われます。
25

勝負は木更の天童式抜刀術竜虎双撃の構えで決まります。その構えは全ての天童を葬るために木更が編み出したもの。そこから繰り出した技は零の型三番、阿魏悪双頭剣。1瞬で2撃を繰り出す技。しかもその2撃目は音速を超える。その結果は和光の両足。
2627

その和光に10年前の父親と母親の死の真相を問いつめます。計画に携わっていたのは5人。和光を含む木更の兄達と菊之丞。その理由は天童の闇、つまり和光がしたようなことで天童家が今の地位を築いたことを告発しようとした父親をみんなまとめて口封じをするためにガストレアに襲撃させたこと。
28

もう帰ると言って一瞬、和光を許したのかと思いきや、それは木更の技の切れ味が良すぎたたためで、先ほどの阿魏悪双頭剣の2撃目は額も割っていた。凄まじく凄惨な技です。慌てて延珠とティナに見せないようにする連太郎。そしてその時の木更は狂気の目。
3129

連太郎に告げる木更。「里見くん、私やったわよ。やっとお父様達の仇の1人を殺したの。スゴイでしょ」
50

でもこれは2人の復讐じゃなくて木更の処刑だと言う連太郎。「木更さん、あれのどこに正義があるんだ」

「里見くん、私、気づいちゃったの。里見くんは影胤事件の黒幕、天童菊之丞も狙撃事件の斉武宗玄も裁く事が出来なかった。でも私は天童和光を裁く事が出来た。どうしてだかわかる? それは私が悪だからよ。里見くんの正義の拳は悪には届かない。悪に対抗出来るのは正義じゃない、悪を上回る絶対悪なの」
33

「私にはその力がある。今確信したわ」

これが翠が言っていた木更の闇。でも翠の言っていたようにうまくできなかった連太郎。「ティナ、延珠。俺は木更さんの敵になるかも知れない」
34

でもそれはこの場でだけでまだ結果はわからないのかな?

そして危機を乗り越えたことで融和の機会を得たと言いガストレア新法を再び制定するべく宣言する聖天子。「ガストレア新法を成立させることがこの戦いで亡くなった多くの人々の鎮魂になると信じます」

「わたくし達は今、本来なら年端もいかぬ子供である少女達にあまりに多くのものを背負わせています。今はそれ以外に選択肢が無いのかも知れません。しかし未来にはいつか彼女達が身を降ろせる時が来るはず。いえ、わたくし達がきっとその日を作るのです」

そして聖天子に叙勲式に呼ばれる延珠と連太郎。そこで延珠は手書きの「せーやく書」を連太郎に突きつけます。
38

そして延珠の一言。「したかったかな? 辛かったのかな? 妾達が何かしてあげられることって無かったのかな?」
51

それを聞いて彰磨、翠、青空教室の子供、さらに夏世のことを思い出して泣き出す連太郎。「他人の死にマヒして行く自分が怖いんだ」 夏世に言った言葉です。
52

「延珠、ずっと側に居てくれ…俺を離さないでいてくれ」「大丈夫だ連太郎。妾と連太郎だけはずっとずっと一緒だから」
39

残念ながらハッピーエンドでは終わらなかったですね。木更の闇が残っていますし、延珠と連太郎にはガストレアウィルスの体内浸食率と言う絶対的な別れが…。うーむ、原作は未だ続いてますから続きが見たいですね。第2期希望です。

ところで聖天子の話のバックで描かれた画。39区の子供たちに花を手向ける連太郎、延珠と松崎。松崎、立ち直ったのかな?
3536

そして室戸のもとで勉強しているティナ。でも相手が室戸ぢゃなぁ…変な事を吹き込まれなければいいけど(笑)。
37