一週間フレンズ」も最終回の第12話を迎えました。ちなみに前回の予告で伏せられてたサブタイトルはこれです。この言葉で来たか。
3

前回、祐樹の態度に気がついた香織は将吾に相談します。「私、長谷くんを怒らせるようなこと何かしたのかな?」
1

「長谷くんに避けられている理由がわからないの」

本人に聞いた方がいいと言う将吾ですが、聞いても答えてくれない気がすると香織。仕方無く教える将吾。

「同じ事が起こるとはあいつも思ってねぇだろうけどさ。でも何がキッカケでまたお前の記憶が無くなるかわかんねぇじゃん」
40

「あいつにとっちゃ、お前の記憶がまた無くなるのが一番辛いんじゃねぇの」

でもそれは香織にも辛い話です。辛いからこそ「長谷くんの気持ち、ぜんぜんわかってなかった。私は長谷くんの友達なのにね」と涙するしかない香織。
2

「どうすりゃいいんだろうな…ほんと」 この将吾のセリフがみんなの気持ちですね。

金曜日の大掃除。舞子がくじ引きで引いたのはこの寒いのに屋上。ところでこのクラスの班分けってどういう仕組み?(笑)
4

その中でゴミ袋を持って来る将吾ですが、沙希は溜まった落ち葉を捨てて来るとまた逃げ出します。その様子を心配そうに見る香織、舞子、藍。
56

で、踊り場まで追いかけて来る将吾。祐樹と香織のことを話した後に「お前はなんで俺を避けてんだ」と核心。突然で驚く沙希。
78

気を回したつもりで「もし俺がキライとかなら、こっちも今後話しかけないってことも出来るし」とか言うな将吾。ほら、沙希が泣き出した。
9

「違うもん。キライだったらこんな悩んでなんか…」「先におかしくなったの桐生くんだもん」「うまく話したり出来なくなっちゃたのも、これ以上キラワレたくないって思ったからなのに、話しかけない事も出来るなんて聞きたくなかったよぉ」
10

珍しい沙希の感情の爆発です。そして将吾の「それはゴメン」で2人の仲は元に戻ります。

でも「じゃあ、これからも頼りまくってもいいですか?」って、オイ。そりゃ将吾も「頼る気満々かよ」とか言うわ(笑)。
11

「別にいいけど、甘やかすつもりはねぇからな」は将吾の照れ隠しですね(笑)。

そして満面の笑みの沙希。「ラジャー」
12

そして今度は祐樹を気にする将吾。でも祐樹はこのままでいいと言います。すべてうまく言ってると。でも将吾が「お前の悲しい思いはどうでもいいのかよ」と聞きますが、それでも自分は悲しくは無いと言い張る祐樹。

おかげで雰囲気がおかしいまま終業式の金曜日を迎えてしまいます。冬休みにみんなで遊びに行こうと提案する舞子ですが、旅行があると言う香織に同じく旅行があると言う祐樹。これは「お前んちそういう家だっけ?」と将吾が言うようにウソですね。だからか目を合わせない2人。
13

実は香織もウソ。「今はこれでいいよね」と自分に言い聞かせる香織。
41

そして大晦日。家にいても食事がない祐樹は牛丼屋へ。そして帰るついでに橋に向かいます。「何やってんだろ俺。いるはずないのにな」

でもそこに香織。「まさか本当にここで藤宮さんと会えるとは思わなかったな」と言う祐樹の言葉を聞いて喜ぶ香織。「長谷くんも? 私もね…今日、散歩するなら絶対ここだって決めてたんだ。もしかしたら長谷くんに会えるかなぁって」
15

あれ? 終業式からあってないよね? 香織、祐樹を後ろから見ただけでわかるようになったのね。
14

でもはしゃいでる自分に気がついて「はっ、ゴメン。今のは気にしないで」と香織。

その香織を一緒に歩こうと誘う祐樹。歩きながら祐樹に声をかけられた時のことを話す香織です。「きっと嬉しかったよ。それはわかるの」「でもあの頃は記憶の事もまだ話せてなかっただろうし、私と友達になったりしたら長谷くんに迷惑がかかるって考えてた気がする」「それでも長谷くんが友達でいようって言ってくれなかったら、きっと今も私は1人だったと思うの」
16

「本当にありがとうね、長谷くん」

で、駅前についてクレープ屋を見つけて気を利かす祐樹ですが、香織が逆にクレープを食べようと誘います。何度も出来なかった念願の香織とのクレープです。
17

「今日は夢みたいだな。長谷くんと会えたし、クレープまで一緒に食べられるなんて…長谷くんにはたくさん心配かけちゃったから、ここのクレープを一緒に食べて少しでも安心してもらいたかったの」

これが香織の想いです。

そして別れようとする2人ですが、お互いに先に帰るのを譲り合う2人。結局、香織の家まで送る事にします。
18

その途中にあった神社で1日早い初詣をする2人。そこで香織がいつも隠している本心を泣きながら吐露します。
19

「今日の事、忘れたくないな。長谷くんと今日、一緒に過ごした時間を全部覚えていたい。どんな小さな事だって、全部…。でも長谷くんと友達じゃないのはもっとイヤなの。もしもその日が来て長谷くんのことを覚えていられるようになったとしても、私、そんなの嬉しくない。だって、もっと前みたいに話がしたい。もっと今日みたいにたくさんあって話したい」
20

「長谷くんともっともっと友達になりたいの」

「でも、私、もうどうしたらいいかわかんない」と泣き崩れる香織。
21

その香織を見て後悔する祐樹。「俺バカだ。藤宮さんが泣いてる顔、これ以上見たくなかったのに…何してるんだ俺は。バカ、バカ、バカ、バカ」
22

「ゴメン、藤宮さん。俺、一番大事な事忘れてたよ」
23
「俺だってもっともっともっともっと藤宮さんと話がしたい。もっともっと一緒にいたい。もっと、もっともっともっと友達になりたいんだー」
24

「長谷くんの笑顔はやっぱり安心するね」(笑)
25

そこに帰りが遅いのでお父さんが警察を呼ぶと言ってると捜しに来たお母さん。「2人のこんなとこ見られたら、むしろ救急車呼ばなきゃいけなくなるわ」って、さすが父親(笑)。
42
でもお父さんって一度も出て来なかったですね(笑)。

そして新学期。香織と祐樹が気になるみんなは2人の様子を見ます。
2627
28

そこで祐樹がいつものように言いかけると香織も言い出します。「俺と」「私と」「友達になって下さい」
2930
31

「忘れたくない事がある。みんなと過ごした思い出。2人で過ごした思い出。思い出は大切だ。でももっと大切な事がある。それはこれからも思い出を作り続ける事だ。だから俺達は繰り返す。何度も、何度でも」 いいモノローグです。

もっとも最後の祐樹の日記をつける場面はオマケですね(笑)。
32

香織も沙希も素直に感情をぶつけて、それを見事に受け止める祐樹と将吾。素敵な最終回でした。九条も最後のエッセンスを2人に付け加えてくれたしね。素敵なお話をありがとうございました。

そうそう、香織が友達になってくださいと言った気持ちはHPの香織の日記で見れます。あ、この香織の日記はDVD&BDに新たな映像と音楽を付けて収納されるそうです。