今週の「極黒のブリュンヒルデ」第9話。今回は前回のラストに出て来た奈波がメインです。

前回、中軽井沢で観光客の記憶をスキャンする奈波。でも1107番は見つかりませんでした。そこで1107番の目撃情報があった所を回って、良太達の街へ。

その過程で九の部下が何故か克明な日誌を付けます。そして奈波が不思議な事を聞きます。「ねぇ、私の事、忘れない?」「嘘つき」
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ここではスカートの裾を持ち上げるのは止めろと言うと、なんとスリップ姿になる奈波。
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するとそこへ声をかけてナンパして来る男の記憶を5歳児まで消し去る奈波。当然、大人の体でも精神は5歳児になってしまいます。

そしてスキャンをして良太を見つける奈波。良太の記憶を見つけられた人物は良太に家庭教師をしてもらっている八田結花。
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そして1日だけ自由行動をさせてと願い出る奈波。当然、許可されないと知ると、周りの人間達の記憶を操作して九の部下を襲わせます。そしてサングラスが外れると同時に記憶を操作し、自分の事を九の部下の記憶から消し去る奈波。確かに多くの人がいる場所に連れ出すと無敵ですね。
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さらに九の部下の記憶を見た時に何かを見てしまったようです。「研究所の連中、なんてことしようとしてるの?」

そして九の部下に問い合わせた事を呟く奈波。「ほら、やっぱり私の事なんてすぐに忘れてしまう」

そして奈波は結花の記憶を操作し、良太を自分の前に連れて来させます。そして良太の記憶をスキャンし寧子達全員を見つける奈波。奈波のハーネストを見て拳銃を突きつけられた良太はとっさに目を隠します。
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「結花に魔法使いの友達がいるわけがない。それなのにお前の事を友達だと言っていた。それはつまり記憶を見るだけじゃなく書き換えも出来るってことだ」 さすがは良太です。

さらにあなたは何者? と問う奈波に「そんな質問をしないとわからないということは、お前の魔法は相手の目を見る必要があるんだな」と良太。

そしてどうすべきか考える奈波は拳銃を持っていても良太を殺そうとしません。そこで友達になれないかと聞く良太。1日自由時間を楽しんだら研究所に戻って寧子達の事を報告すると奈波。やっぱりビーコンが奈波を縛ります。

そこでビーコンさえどうにか出来れば自由を与えられると説得する良太。もちろん、鎮死罪を手に入れる手がかりも持っていると言います。

でも目を隠して信じろと言われても信用出来ないと言う奈波の言葉に目を見せる良太。すかさず奈波に0歳児まで記憶を消されてしまいます。
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と思ったら0歳児のふりをしていただけの良太。1度見たモノは忘れない良太の力が役に立ったようです。

その頃、寧子達は温泉。しかし何故風呂につかって数を数えるのに小鳥の胸を揉む必要がある、カズミ。「これはのぼせたわけじゃなく…ふぇ…」「ひょっとして感じてんのか?」「ち、違います。うぐぐ…こんなこと確認しないで下さい」(笑)
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そこにいきなり入って来る良太。当然悲鳴をあげるみんな…ただしカズミは別(笑)。
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そして奈波に全部バレたと伝える良太。
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そこで奈波の姿を絵に描いてカズミが公園のカメラで姿を確認します。ただし今の居場所まではわからない。
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その奈波は次の日の朝、泊まったホテルの支払いを魔法で誤摩化した後、今日は魔法を使わないと決めます。後ろめたいんですね。結構、いい子なのかも。
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で、お腹が空いた軍資金を九の部下から借りようとします。そう、研究所に戻る時にいないと困るので、お城をひたすら見て定時連絡を入れるように記憶を操作したんですね。でもお金を借り手も返すあてがない。ならば体を売れと要求する九の部下。それに50円と答える奈波…って、どういう金銭感覚?
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それなら1000円でオッパイを見せろと言う九の部下。「今までの実験でオッパイどころじゃないものまで見たくせに」 

そしてオッパイを見せる奈波。「なかなかいいカラーじゃないか。グラデーションも美しい」って、どういう感想だい。
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手に入れた1000円を見ながら「10円のキャンディが100個も買える。この万能感たるや」と言う奈波。やっぱり金銭感覚が変(笑)。
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でも、その1000円をケンカしている子供のために使ってしまいます。「あななたち友達でしょ。だったらケンカはダメ。友達は大切にするものよ」 やっぱり根はいい子です。

そして九の部下の元に再び出向く奈波。で、今度は脇の下を見せて1000円って…九の部下も変なヤツです(笑)。

お腹が鳴る奈波は「でも私には無尽蔵の資本がある」と言いますが「ケーキどこだろ、夢にまで見たチーズケーキ」って、食事よりケーキなんだ(笑)。
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そこへクレープの話をする女子高生。そこで呟く奈波。「それじゃぁ、私はチョコバナナがいいな。生クリームもたくさん入れてもらうの。あたしのマネしないでよね」
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「友達か…いいな…」
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そして喫茶店でケーキの値段を見て「高い…なんて事だ。無限だと思ってた1000円がこんなに頼りないなんて」と驚く奈波。ですが最初の決意通りチーズケーキを頼みます。「何度も…何度も死のうと思っていたけど…生きててよかった」
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そして思います。「帰りたくないな…研究所…」
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「私は研究所の命令で沢山の人達の記憶を消して来た。そして私の事を知っているのは研究所の1部の人だけ。誰も私の事を知らない。私は1人だ」

そこへカズミの力で奈波を見つけた良太達が駆けつけます。その目には小鳥のアドバイスでサングラス。「私もサングラスをしていると見たモノと入れ替わりが出来なくなるんです」
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そして「お前を助けたいんだ」と奈波を説得する良太。良太の記憶を消そうとしたのに助ける理由がないと言う奈波に「目の前で苦しんでう人を助けるのに理由はいらない」と寧子。

「あなたに私の何がわかるって言うの。私はずっと1人だ」と言う奈波。
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そこでサングラスを外す寧子。
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「バカね。サングラスを外したら私に操られるのよ」と言う奈波に「私達は…私たち魔法使いはこの世界に住む場所がない。だからみんなで力を合わせなくちゃいけないの。奈波ちゃんが信じてくれれば、私達はきっと仲良くなれる」と説得する寧子。

でも奈波は「仲良く…信じられない。そんなの信じられない」と言って寧子の記憶を操作。「奈波ちゃんは…奈波ちゃんは私が守る」と良太と小鳥を攻撃する寧子。寧子の気持ちを逆に利用したようです。
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「私の友達を悪く言わないで」と言う寧子に友達としての記憶は書き換えていないと思い、サングラスを落とした良太の記憶をスキャンする奈波。

それは昨日の夜の良太達の会話。
「奈波を見つけたとして俺達はあいつと戦うのか? それともここから逃げて別の場所に潜伏するのか? どうする?」 「どっちもイヤ。私は助けたい…奈波ちゃんて子を助けたい」「あぁ、俺も同じ意見だ」「奈波ちゃんとも友達になれるといいな」
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そして奈波は自ら寧子の記憶を元に戻します。

「あなたの…あなた達の記憶の中に私がいたから」「研究所になんて戻りたくない。あなた達の記憶から…あたしを消したくない。どうすれば…いいんだろ」
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そう言う奈波を寧子が抱きしめます。「あんな場所に戻りたい人なんていない。だから助ける…みんなで考えればきっとなんとかなるから」
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一方、九の部下は車に置いてあった日誌を見つけます。
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奈波を救えるのか…でもOPやEDに奈波は出て来てないからなぁ…イヤな結末が待っていそうでコワいです。