今週の「極黒のブリュンヒルデ」の第12話。いよいよ佳境です。

先週の続き。「久しぶりね、寧子」と言うヴァルキュリアこと藤崎真子ですが「あなた誰?」と寧子には記憶は無い。でも「そう、あたしのこと覚えてないのね」とがっかりしつつも事情は察している様子。
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天文台には真子だけでは無く、九所長も姿を現します。「1107番、鷹鳥小鳥。こちらへ来い。1107番、逃げる事は許さん。お前の命は私の物だ」
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そこでこの方法にかけるしかないと端末のスイッチを入れる良太。

そして九所長にいきなり命乞い。そのわけは背後に姿を見つける初菜。つまり九所長達の注意を引いておいて真子のハーネストを初菜にハングアップさせる手段。
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でも真子のハーネストにはハングアップさせるスイッチが無い。躊躇する初菜は逆に真子によって体を2つに斬られてしまいます。
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そこで本当の気持ちを九所長にぶつける良太。「何故だ。彼女達はただ生きたいだけなのに。何故それさえ許さない」

それに対する冷酷な九所長の答え。「生かしておく理由が無いからだ」

「人間の命は等しく尊いとでも言うのか。全ての生命には立場があり、尊いのは自分自身の命だけだ」
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小鳥以外は全て殺せと命じる九所長に真子が反論。「寧子は殺さない話じゃ…」

それでも殺せと言う九所長に止む終えず従おうとする真子に飛びかかる小鳥。でも九所長に蹴飛ばされ、拳銃を向けられてしまいます。「調子に乗るな。お前は黙ってついてくればいい」
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そこで寧子が力を使って2人を攻撃。もう帰ってと言いますが、真子が寧子に力を。
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その寧子をかばったのが良太。脇腹を根こそぎ取られてしまいます。
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「お前なんかと一緒にするな。俺にはあるんだ。自分よりも大切な命が」
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「みんな、助けられなくてゴメン」と言う良太を心配する寧子、カズミ、小鳥、佳奈。
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そこに良太の記憶の中にいる奈波が現れます。でも当然、他人には見えないから良太のうわごとだと思うだけ。
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奈波は良太が絶体絶命になったら現れるようにしていたと言います。そして考えるだけで話が出来るから無理に話すなと言う奈波。

「私は監視員の記憶を見て研究所が恐れている魔法使いを知ったの。1人は1107番、鷹鳥小鳥。もう1人は黒羽寧子よ。彼女はヴァルキュリアよりも強い力を持っている。だけどその力は不安定で誰にも制御出来なかった。だから研究所は彼女の力を封印したの。それを解除する方法を教えてあげる。ただ、今の寧子では99.9%の確立で失敗して死ぬ。でも、この危機を脱するにはこの方法にかけるしかない…」
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「誰も魔法使いになりたくてなったんやない。勝手に改造されたんや。なのに何で…こんなに全てを失わなあかんのや」とカズミ。

そして力があればと言う寧子。その寧子に封印解除の方法を教える良太。その方法とはハーネストの上部のスイッチを押す事。それは死よりも恐ろしいことだと言ったボタン。当然、良太には押す事は出来ません。

そしてなおも寧子達を殺そうとする真子ですが、そこに真子の力を無効化する人物、イニシャライザーが。例の端末の電源を入れた事でGPSで居場所を見つけた者達の1人です。その姿は神父とシスター。
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小鳥を渡せと言うシスターに対し、手に隠し持ってた拳銃でイニシャライザーを撃ち真子の力で瞬間移動する九所長。そして小鳥も一緒に連れて行かれます。

そして気がつくと良太の心臓は停止。「こんなん全然意味あらへん。村上がおらへんのにあたしが生きててもしゃあないやろ」と言うカズミに「村上くん、私が忘れても私の事覚えていてくれるって言ったのに。私が死んでも村上くんが生きていてくれればそれでよかったのに」と言う寧子。
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そこに再生した初菜が現れ、今ならまだ良太は助けられると言います。「ただこの力を使うと私の体が溶けちゃうの」
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それでも体が溶けきる前に良太を助ければいいんだと力を使う初菜。でも体はほとんど直したのに良太の心臓は動かず、ハーネストがハングアップして「これじゃ私、無駄死にじゃない」と溶けていく初菜。
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その初菜の思いを無駄にしないために良太に人工呼吸をする寧子。そして佳奈がカズミに心臓マッサージを指示。おかげで生き返る良太。
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初菜の死を後悔する良太ですが、どのみちみんな死ぬんだと言うシスター。その組織の名はヘクセンヤクト、つまり魔女狩り。研究所の計画を阻止するためのレジスタンス。つまり元研究所の一員。

そして要の話をします。魔法使いが生きていればハーネストの中のドラシル、つまりあの怪生物が体の中で成長。やがて孵卵して魔法使いの体を食べ尽くし完全な化け物になる。
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でも本当に恐ろしいのは小鳥。その理由は小鳥をさらった九所長が話します。

妹の玲奈は病気で死んだ。今なら脳だけは酸素と栄養を送れることで生きながらえ、精神も生きるはずと思う九。「なのに何故生き返らない。何故そこに魂はない。どうすれば再び命が宿る。命とは何だ」
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ある意味、完璧なマッドサイエンティストです。

そして研究所の上層部の者に教えられます。魔女の体内で培養したドラシルから数千分の一の確立で生まれるグラーネ。それは完全な生命体。

人類は宇宙人に作られた存在。そして人類には人類をリセットする遺伝子が組み込まれた。そのスイッチがグラーネ。つまりそれが小鳥のドラシル。グラーネが小鳥から孵化すれば全人類の細胞が融解し、地球は死の星になる。ぢゃぁ、そうまでして小鳥のグラーネを孵化させようとする九所長の真意は?

そして寧子達の輸送車を襲ったのも魔女狩り。目的は小鳥を殺すため。でもそこで死んでしまった茜は寧子に「この世を破滅から救えるのはオマエしかいないんだ」と言い残していますがその真意は?

「ようわかったわ。そりゃあたしら殺されてもしゃあないわ」と言うカズミですが、それはカズミ達のせいぢゃない。魔女狩りがしようとしてることも人類を救うためかも知れないが、魔法使いに取っては研究所と同じ。

当然、良太も反論します。すぐに孵卵するわけぢゃない。ならば助ける方法を考える時間があるはずだと。おまけにこのままでは鎮死剤が切れて1週間後には死ぬ運命。

そこで魔女狩りと手を組み自分達を一緒に連れて行く代わりに九所長の居場所を探ると言う良太。その鍵はカズミ。研究所の魔女が削除しようとした九所長のデータをハッキングしてリストアします。そして見つけた九所長の居場所。それはキカコと戦った湖の近くの九所長の別荘。
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早速、佳奈以外は九所長の別荘に向かいます。そのときに初菜のハーネストの周りでおかしな動きが。
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一方、九所長の種明かしは続きます。小鳥のグラーネには玲奈の脳を食わせた。それでグラーネには玲奈の意識が宿るはずだったと言う九所長。

でも「何故私の前に現れない玲奈」と言うようにダメだった。だから新たな宿主にグラーネを移す。そのためには今の宿主の小鳥は殺す。他の人間を殺してでも玲奈の意識は覚醒させる。本当にマッドサイエンティスト、気が狂ってますね。

そしてそんな九所長には自分に好意を向ける真子も他の命と一緒だと言い切ります。かつて命を助けたことがあり、それを恩義に感じているようだが、それは自分の計画に真子が必要だったからに過ぎないと。

それを影で聞いていた真子は涙ぐみます。「知ってた…でも好き」
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そこで突然小鳥が苦しみ出します。小鳥のハーネストが輝き、そこから空に向かって伸びる光。
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それはアイン・ソフ・オウル、生命を司る光。この光に覆われる時、生命が死滅すると言われる光。
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そして次週が最終回です。みんなの運命は…ハッピーエンドで終わるんでしょうけど、どういう終わり方をするのかが気になります。

ところでEDの一番最後に第10話から奈波が加わっていますが、そこに今回から初菜も加わっていますね。
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