今週の「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」は、お婆ちゃんへの思いの話。

まず最初は百合子。

お婆ちゃんの月命日にシフォンケーキを買って帰る百合子は、櫻子さんと正太郎にお願いしてお婆ちゃんの家へ。
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お願いの内容は、お婆ちゃんが百合子が結婚したらプレゼントすると言った絵。
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そこで百合子が小学生時代にお婆ちゃんに宛てた手紙と、小学生時代にお爺ちゃんに教えてもらいながら描いた絵を見て櫻子が推理します。

まずはお婆ちゃんが好きだった和歌にちなんだ絵。
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次は百合子の名前にちなんだ絵。
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そして百合子が描いた絵と同じ風景を描いた絵。
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「いつか別れの時が来ようとも、変わらぬ愛で君を見守り続ける」と言われる摩周湖の岩を描いた絵。

「それに最愛の孫と夫が肩を並べて描いた絵だ。君の祖母にとっては幸せな時間の象徴でもあったろう」
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でも最後に選ぶのは百合子自身。

お婆ちゃんがくれたX'masプレゼントだから、あまり好きでもなかった着せ替え人形を喜んだ百合子。

「自分の喜ぶ姿が祖母にとっての幸せであり、また祖母の喜びが自分の喜びであることを」知っている百合子だからこそ選べる絵。
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それを聞いて涙する百合子。
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それを見、お婆ちゃんが残した百合子の思い出の品を見て、くだらない感傷だと言う櫻子に正太郎が反論。

「くだらないから価値があるってこともあるじゃないですか」
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次は正太郎。

自分の祖母のお墓参りに行って、雨に降られてずぶ濡れで櫻子の家に避難する正太郎。
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そこで正太郎は、祖母が好きだったプリンをお裾分けで櫻子とばあやにあげることに。

「お嬢様。お夕飯の前ですから1つになさいませ。1つですよ。1つですからね!」
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うん、やっぱり櫻子はばあやが苦手なんですね(笑)。

正太郎の家の近くの店で買った元ホテルのシェフの祖母のお気に入りのプリン。でも本来は和食派だった祖母。末期の癌が見つかって、正太郎が見舞いに行くと言うたびに買ってきてくれとお願いしたプリン。

「今思えば不思議なんです。どうして急に好みが変わったのか。それに他の店のプリンは嫌だって言うんですよ。ここのでなければって」

その正太郎の疑問に、ばあやが答えます。
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病院へ見舞いに行く前に必ず連絡してと言った祖母。しかも所望するのは家の近所と言いながら病院に行くには回り道をすることになる店のプリン。しかも数多くある中で種類は別にして必ず2つと所望。

つまり正太郎に末期で痛がる姿を見せたくない祖母が、痛み止めを射って効くまでの時間を稼いでいたのが理由。

「ぼっちゃんのお見舞いがお婆様にとっては何よりの薬だったのですよ」
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でも見舞いの内容は小学生だからくだらないものだったと言う正太郎に、今度は櫻子が反論。

「くだらないから価値があるんだろ?」
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そしてばあやの言葉。

「死に際してあの世に持って行けるものは、お金や物ではありません。誰かを大切に思い思われた記憶。それ以上に価値ある物があるでしょうか? 共に過ごした数々の時間。そんな当たり前のことが、この年になりますとね…ありがたく思えるのですよ」

そしてプリンを所望したもう一つの理由。それは大好きで美味しそうに食べていた正太郎の姿を見ていたかったから、

最後に櫻子。

先ほどお茶を入れに行った際に、ばあやが腰が痛そうにしているのを見た櫻子。それで明日は病院へ連れて行くと言い、つらい時は隠さず正直に言えと言う櫻子に対して反論するばあや。
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「嫌でございます。ばあやにも矜持というものがございます。ご心配には及びません。わたくしは最後までお嬢様のばあやでいたいのですよ。どうかそうさせて下さいまし」

3人が3人とも、思い思われる話でした。