今週の「ブラック・ブレット」第3話。

結局、延珠は見つからず、室戸に相談する連太郎。そこで呪われた子供たちを「人類とガストレアとのメッセンジャーを務める神の代理人」と挑発する室戸。当然「延珠は人間だ。1つの人格と意思を備えた人間だ。決してそれ以上でもそれ以下でもねえ」と激怒する連太郎に「その通り。分かってるじゃないか」と室戸。
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「なあ、連太郎君。君は自分がどこの誰か知っているだけまだいい。延珠ちゃんはそれすらも知らない。外周区の呪われた子供たちはほとんど捨て子だ。彼女達は親も外の世界も知らないまま、多くの人間から軽蔑の眼差しで見られる。そんな彼女達を支え教え導いてやれるのは誰だ」

「君達は家族じゃないのか?」 ステキなアドバイスです。
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そして帰ろうとする連太郎に「君のパトロンから伝言だ。たまには生徒会室に遊びに来いとさ」

その連太郎に延珠の担任から電話。延珠が学校に来ていると。

あわてて小学校に向かうと同じ小学校の子に学校に入れてもらえないでいる延珠。
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「ガストレアめ。お前らが所構わず殺しまくったせいで俺んちは…」

当然それは自分ぢゃない、自分は人間だと否定する延珠ですが、仲の良かった友達にも見捨てられ学校を変わろうと告げる連太郎。
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「妾は負けたくない。友達も沢山出来たのに」「それでも妾たちは戦わなければならないのか」 あまりに悲しい、これが現実です。
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そこにドクターヘリ。木更の仕向けたヘリです。その理由は例のガストレアが見つかったこと。なんと蜘蛛の巣を張って空を飛んでいる。たしかにヘリが必要なはずです。
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そこでいきなり仕掛ける延珠。あわててヘリから飛び降りて追いかける連太郎。その連太郎の前で見事にガストレアを仕留める延珠。
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「連太郎、倒したぞ。妾が倒したぞ。どうだ、妾は戦っただろ」「学校の皆んな…守ったぞ」と言って連太郎に泣きつく延珠。
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その延珠に「俺がいる。確かに今は戦うしかないかも知れねぇ。特に向かいはいいが、不安に思う気持ちもわかる。だがな延珠。お前には俺がいる。お前を大切に思う気持ちは誰にも負けねぇ。もしも世界がお前を受け入れなくても、俺はいつでもお前の側にいる」と言う連太郎。より強い絆で結ばれましたね。
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でもガストレアから取り出したケースを回収しようとしたとこへ蛭子。今度は蛭子と小日奈が相手です。
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でも圧倒的な実力差を感じた連太郎は延珠に逃げろと言い、イヤだと言う延珠と小日奈間に銃弾を撃ち込みます。しかたなく助けを求めて走り去る延珠ですが、連太郎は小日奈の武器で体を貫かれます。
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さらに蛭子の銃で止めの一撃。完全な敗北です。
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でも一命を取り留めた連太郎。その連太郎を見守っていた木更が政府側からの重要な情報を伝えます。
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あのケースの中身はステージ5を呼び出せる触媒。ステージ5は世界を滅ぼした11体のガストレア。通常ステージ1から始まりステージ4で完成するガストレア。その進化の枠外に存在するのがステージ5。さらにバラニウムの影響を受けない。つまりモノリスを壊すことが出来て、それにより大量のガストレアの侵入を許すことになるエリア。その先に待つのは大虐殺。
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蛭子はモノリスの外でステージ5を呼び寄せようとしている。その蛭子を追跡しようとする民警。絶対安静だと止める木更に逆らって加わろうとする連太郎。そして木更に謝ろうとする連太郎に自分より謝る相手がいると連太郎のベッドをめくると、そこには延珠。ここに運び込まれてからずっと連太郎の側にいたそうです。
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そこに聖天子から電話が。連太郎に蛭子追撃作戦に加わって欲しい。その理由は連太郎自身がよく知ってるはずだと。 それは?

そして行こうとする連太郎の前に沢山の備品を持って来る室戸。「君のパトロンからだよ」 そして室戸から、しかも出来れば使うなと言って渡すAGVと書かれた試験薬。
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意識を無くしている時に見た夢。それは10年前に室戸に執刀された時のもの。「私が君にやったことは、どんな言葉を尽くしても許されることでは無いだろう」「俺はあの日から、一度だって先生を恨んだことは無い」 この2人の間に何があった?
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一方、見送る木更と迎える連珠。そして拳を交わす連太郎。
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そしてモノリスの外。火を焚く者を見つける連太郎達。それは将監のイニシエーターの千寿夏世。先週口ぶりで連太郎に話しかけた子ですね。
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彼女はイルカの因子を持つイニシエーター。通常より知能指数と記憶力が高いのが特長。なので通常のペアとは逆で将監が前衛で夏世が後衛。しかし夏世に頭の中まで筋肉で出来ていると言わせる将監って、本当に筋肉バカ(笑)。
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民警と間違えてガストレアに襲われて将監とはぐれたと言うと、ガストレアに体液を注入されたかと質問する連太郎。それは少量だったのでガストレアウィルスの浸食率は増えていないと言う夏世。

戻ったらちゃんと検査しろと夏世を心配する連太郎。
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その連太郎を見て延珠が羨ましいと言う夏世。延珠は人を殺したことは無いだろう。でも自分は将監の命令で他の民警ペアを殺したことがあると。その理由はライバルを少なくするため。なんてヤツだい。
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コワかった、手が震えた。でもいずれ慣れると言う夏世に、人殺しのコワいところは慣れることだと告げる連太郎。それは連太郎が人を殺したことがあるから言えるのかと言う夏世。「里見さんは不思議な瞳をしていますね。きっと複雑な過去をお持ちなのでしょう。優しいのに、とてもコワい顔」
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今の話は忘れると言う連太郎に「どうして謝るんです? 里見さんの言ってることは正しいのに。あなたは正しい。私、今、変です。里見さんに対する反論なら即座に何十個も思いつくのに、里見さんの言ってくれたこと否定したくない。この気持ち、始めてです」
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彼女がイニシエーターを道具と言う将監に大事にされていないことがわかります。

その時、将監から無線。蛭子を見つけたと。あんな人でもパートナーだと言う夏世は将監の元に向かいます。連太郎は他に10組以上のペアが戦っているので結末だけでも見届けると行動を共にします。そこで「天のはしご」知っているかと聞く夏世。それは「奪われた世代」が作った殺戮兵器。
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「今の時代は…今、行われているのは、本当に健全な復興なんでしょうか?」
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先週の蛭子と似たようなことを言う夏世。気になりますね。