ブラック・ブレット」の感想、書き続けることにしました。で、その第2話。事態がいろいろ動き出しましたね。

突然、防衛省に呼び出された連太郎と木更。行って見ると東京エリアの上位の民警が全て集められている。
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そこで連太郎にケンカを売る将監。イニシエーターを道具と言い切るプロモーターです。でもケンカは将監を雇っている民警の社長、三ヶ島により仲裁されます。
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しかし将監はムカつく男ですが、パートナーのイニシエーターは「お腹すきました」と連太郎に口ぶりで言う変わった子。連太郎が気に入ったかな(笑)。
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そこに多くの民警を集めた人物、聖天子が現れます。彼女は先日、連太郎が逃がしたガストレアの排除とそのガストレアが体内に取込んでいるケースの無傷での回収を依頼。しかも報酬は莫大。その莫大な報酬はそれに見合った危険がそのケースの中身にあるのではないかと木更が質問しても知る必要がないと答える聖天子。
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そこに突然現れる例の笑い仮面の男、蛭子。そして「お初にお目にかかるね、無能な国家元首殿」と挑発。その蛭子がここに来る時に集って来た人間は全て殺させたと言う娘、小比奈を紹介。彼女も呪われた子供たちです。
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おまけに銃を向けてる連太郎を「切っていい?」と聞き、まだガマンしろと言う蛭子に「む〜パァパァ〜」と言う冷酷なんだか無邪気なんだかわからない性格。
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そこで蛭子が「七星の遺産は我々が戴くと」とケースの中身を暴露。そしてどちらが先にケースの中身を手に入れられるか勝負しようと言います。掛け金は命。
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そこで将監がいきなり斬りつけますが蛭子には通用しない。さらに全員で銃で撃っても弾丸が空中で止まる始末。その力は斥力フィールド。
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その力のため内蔵のほとんどをバラニウム製の機械に詰め替えている機械化兵士。そして連太郎には何故かあらためて名乗ります。元陸上自衛隊東部方面隊七八七機械化特殊部隊「新人類創造計画」蛭子影胤と。

それを聞いたものは対ガストレア用特殊部隊、実在はしないはずだと言いますが、信じるか信じないかは君達の勝手だと言い切る蛭子。そこで何かを感じ取った連太郎がとっさに木更を庇いますが、それ以外の人間のほとんどは斥力フィールドの力を逆転させた蛭子によって逆に撃たれてしまいます。
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そして無事だった連太郎にプレゼント。
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さらに「絶望したまえ諸君。滅亡の日は近い」と言い残して去ります。プレゼントの中身はその場に来なかった民警の社長の首。まるで映画セブンのようですね。

そして聖天子が七星の遺産について説明します。悪用すればモノリスの結界を破壊し東京エリアに大絶滅をもたらす封印指定物であると。

翌日、延珠と共に街に出た連太郎はプロモーターと契約してなく盗みをして街の人に追われる呪われた子供たちに出会います。
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彼女は延珠に気づいて躊躇したところで街の人に捕まってしまいます。実は彼女は延珠が連太郎と出会う前に39区で出会った少女。そこで延珠に助けを求めますが、助けようとした延珠を連太郎が首を振って止めてしまいます。
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「連太郎、何故助けてやらなかった。妾に助けを求めていたのになんで」と瞳を赤くして訴える延珠。
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その延珠の気持ちに答えようとする連太郎は彼女を連行した警官を追いかけます。警官には保護しろと言いましたが警官が彼女を連れて行ったのは警察ではなく廃ビル。そこでいきなり射殺する警官。それもなかなか死なない彼女で楽しんでる様子。これが呪われた子供たちに対する実態なんですね。
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でも連太郎の前で息を吹き返す彼女。連太郎は彼女を知り合いの病院に連れて行きます。
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お金に困ったと言う連太郎の前に現れる蛭子。すぐに互いに銃を向け合います。
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銃を引いてくれないかと言う蛭子に対し断る連太郎。そこで連太郎の右手を落とせと小比奈に命じる蛭子ですが、その小比奈の邪魔に入る延珠。「切れなかった」「蹴れなかった」と互いに相手の実力を認め合います。
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蛭子は初めて戦って以来、自分に手を当てた連太郎が何故か気に入った様子。昨日も連太郎に対して話してたようですしね。そして仲間に誘います。「君は東京エリアのあり方は間違っていると、そう思ったことは一度もないかね?」 これは病院に連れて行った彼女に対する廃ビルでのひどい仕打ちを見た連太郎には厳しい質問。

「君は延珠ちゃんを普通の子供のふりをさせて学校に通わせてるそうだね。なぜそんなことをする? 彼女達はホモサピエンスを越えた次世代の人類だよ。大絶滅の後、生き残るのは我々力のあるもの達だけだ」「君がいくらヤツらに奉仕したところで、ヤツらは君を何度でも裏切る」
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でも当然、連太郎は断ります。

次の日、蛭子が言った「明日、学校に行って見るといい。現実を見るんだ」の意味が分かります。延珠が学校に行くと延珠が呪われた子供たちだとウワサが流れバレてしまいます。たぶん、それを仕掛けたのは蛭子。学校の先生は延珠がショックを受けていたようなので早退させたと言いますが、これはたぶんウソ。体よく追い払っただけぢゃないですかね。それが呪われた子供たちへの扱い。
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聖天子がTVで訴えたガストレア新法で呪われた子供たちに人権を与えようと言う試み。それぐらい呪われた子供たちに対する人々の扱いはヒドいのですね。自分たちを守ってくれてるのが呪われた子供たちだと言うのに。

一方、家にもいない延珠を捜して、かつて延珠がいた39区へ。そこでマンホールを叩くと、そこから呪われた子供たちが。これが彼女達の生活。
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そこで延珠の写真を見せますが知らないと言われてしまいます。他の人にも聞いてみたいと言うと「長老」に会わせると言われマンホールの中に通されます。
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そこには長老と言われる老人と多くの呪われた子供たち。でも彼女達の瞳は赤く無い子も。長老が面倒を見ると同時にいずれ普通の人の中で暮らすのに、赤い瞳でバレないように感情を制御するすべを教えているとのこと。
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でもその長老から意外な言葉。「その子で無くても良いのでは?」「民警ペアの性格の不一致は珍しいことではない」までは彼女達を連太郎にすすめて救いたいのかなと思いました。
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でも「多くのプロモーターにとってイニシエーターは戦闘のための道具に過ぎません」は多くの呪われた子供たちの面倒を見ているのに不自然な言葉。と、思ったらやはり延珠を匿っていました。

その延珠に聞かせた連太郎の本心。「俺はイニシエーターだとかプロモーターだとか、そんなの抜きで延珠を捜しに来てるんだ」
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IISOで引き合わされた延珠は警戒心剥き出し。しかも首輪に番号札。たしかに人間扱いぢゃない。
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さらに食事を作っても食べない。
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でも時が流れるにつれて食事を作る連太郎の料理の腕も上がって笑顔を見せるようになる延珠。そうやってお互いに人間らしさを取り戻して行ったまさにパートナー。
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「いい青年じゃないか。このまま見送って本当によかったのかい」 これに続く来週はどうなりますか興味満点です。
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