お待たせしました。ちょっとまだ完全復活ではないですが、再開したいと思います。
で、まずは最終回が直前に迫った「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。今回は前回の解決編。そして…。
解決は三奈美が一重がいるだろうと思い当たる場所に連れていくことで始まります。二葉が見つけ、3人の遊び場になった別荘に。
精神的に脆い二葉と、両親の厳しい束縛が嫌だった一重と、嫌いな母親の愛人から逃げたい三奈美。その3人のいわば隠れ家。
櫻子の予想通り一重は見つかりますが、それで自体は終わったわけではないと櫻子が告げます。
それはヘクターが見つけたもの。「死体だよ」
そう、外のハルニエの木の根元に埋められた白骨化した死体。「そこに埋まっているのは4年前行方不明になった西沢二葉だよ」
ハルニエ…二葉の好きだった木。
二葉を殺したのは、リストカットを繰り返し狂気の様相になった二葉に頼まれた一重。そして怖くてその場から逃げ出した三奈美がすぐ戻って埋めた。
そして仲違いする2人に謝る磯崎。
「すまない。君達の痛みに気づけなかった。いや、そうじゃない。自分が傷つくのが怖くて僕は目をそらしていたんだ。一重も二葉も三奈美も大切な生徒なのに…本当にすまない」
でもこれがすべての真相ではありませんでした。
それが二葉の頭蓋骨から盗まれた蝶形骨に現れていました。
それはスフィーノイダー。わかってるだけでも13体から蝶形骨を奪った人物。でも決して自分の手を下さず証拠を残さない正体がわからなかった人物。
それこそが花房。
それを指摘した櫻子は、花房を敬愛している三奈美に襲われます。先週、花房が一重に渡したはずのペインティングナイフで。
でも刺されたのは櫻子をかばった正太郎。
「行くな…行くな…行くな正太郎!」
そして助かった正太郎に櫻子さんの決意。
「今回の事件で確信した。叔父貴の追っていたスフィーノイダーは花房だ。しかも奴は君と私が関わった過去の事件でも裏で糸を引いていた可能性がある。もっと早く気付くべきだったんだ。全ては私の失策だ。許してほしい。私は生き物が死ぬのはイヤだ。昔から私の周りではよく人が死ぬ。本当に呆れるほどにね。そう言えば君も言ってたな。私といると死体に当たると」
「だから君とは…お別れだ」
「花房は…あれは覗いてはいけない深淵だ。恐ろしく狡猾で自己の手は汚さず言葉巧みに犠牲者を意のままに動かし、その記念品として蝶形骨を奪う。いや、蝶形骨を奪うために犠牲者を選んでいるのか。あれは初めて君と事件を解決した時だったな。深淵を覗けば深淵もまたこちらを覗いてる。その通りさ。おそらく花房はすでに君と私の存在に気づいている」
「だからもう君は私に近づいてはいけない。家を訪ねて来るのもダメだ。今後一切、私との関わりを絶つんだ」
「私は君の骨など見たくない。さよならだ、少年」
そしてもう一つの真実。
「だから…だから僕を名前で呼んでくれなかったんですか?」「あぁ、そうだよ」
「さよなら…正太郎」
花房は動くのか? 正太郎を遠ざけた櫻子の案は凶と出るのか吉と出るか? その正太郎は?
全ては次回最終回で決着します。
で、まずは最終回が直前に迫った「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。今回は前回の解決編。そして…。
解決は三奈美が一重がいるだろうと思い当たる場所に連れていくことで始まります。二葉が見つけ、3人の遊び場になった別荘に。
精神的に脆い二葉と、両親の厳しい束縛が嫌だった一重と、嫌いな母親の愛人から逃げたい三奈美。その3人のいわば隠れ家。
櫻子の予想通り一重は見つかりますが、それで自体は終わったわけではないと櫻子が告げます。
それはヘクターが見つけたもの。「死体だよ」
そう、外のハルニエの木の根元に埋められた白骨化した死体。「そこに埋まっているのは4年前行方不明になった西沢二葉だよ」
ハルニエ…二葉の好きだった木。
二葉を殺したのは、リストカットを繰り返し狂気の様相になった二葉に頼まれた一重。そして怖くてその場から逃げ出した三奈美がすぐ戻って埋めた。
そして仲違いする2人に謝る磯崎。
「すまない。君達の痛みに気づけなかった。いや、そうじゃない。自分が傷つくのが怖くて僕は目をそらしていたんだ。一重も二葉も三奈美も大切な生徒なのに…本当にすまない」
でもこれがすべての真相ではありませんでした。
それが二葉の頭蓋骨から盗まれた蝶形骨に現れていました。
それはスフィーノイダー。わかってるだけでも13体から蝶形骨を奪った人物。でも決して自分の手を下さず証拠を残さない正体がわからなかった人物。
それこそが花房。
それを指摘した櫻子は、花房を敬愛している三奈美に襲われます。先週、花房が一重に渡したはずのペインティングナイフで。
でも刺されたのは櫻子をかばった正太郎。
「行くな…行くな…行くな正太郎!」
そして助かった正太郎に櫻子さんの決意。
「今回の事件で確信した。叔父貴の追っていたスフィーノイダーは花房だ。しかも奴は君と私が関わった過去の事件でも裏で糸を引いていた可能性がある。もっと早く気付くべきだったんだ。全ては私の失策だ。許してほしい。私は生き物が死ぬのはイヤだ。昔から私の周りではよく人が死ぬ。本当に呆れるほどにね。そう言えば君も言ってたな。私といると死体に当たると」
「だから君とは…お別れだ」
「花房は…あれは覗いてはいけない深淵だ。恐ろしく狡猾で自己の手は汚さず言葉巧みに犠牲者を意のままに動かし、その記念品として蝶形骨を奪う。いや、蝶形骨を奪うために犠牲者を選んでいるのか。あれは初めて君と事件を解決した時だったな。深淵を覗けば深淵もまたこちらを覗いてる。その通りさ。おそらく花房はすでに君と私の存在に気づいている」
「だからもう君は私に近づいてはいけない。家を訪ねて来るのもダメだ。今後一切、私との関わりを絶つんだ」
「私は君の骨など見たくない。さよならだ、少年」
そしてもう一つの真実。
「だから…だから僕を名前で呼んでくれなかったんですか?」「あぁ、そうだよ」
「さよなら…正太郎」
花房は動くのか? 正太郎を遠ざけた櫻子の案は凶と出るのか吉と出るか? その正太郎は?
全ては次回最終回で決着します。
コメント