先週の最後のお話の通り、今週の「ウイッチクラフトワークス」の第7話は理事長自らが動きます。対する敵は綾火。ついでに謎もいくつか解明していきます。

多華宮家では仄と霞を前にお母さんがまた衝撃の告白。「ママ、実は結婚してすぐに浮気しちゃってね。そのうえ子供が出来ちゃって産んだの。その子は産まれてすぐに遠い親戚に預けてあったんだけど、さっき連絡があったわ、引き取って欲しいって。それでパパもいないし、ママ早速OKしたわ。と言うわけで紹介します。多華宮家の新たな一員、そしてあなた達のお姉さん、綾火さんよ」って、仄の夢か（笑）。だいたい霞が「わぁ、やったねお兄ちゃん。こんなステキな人なら大歓迎だね」と言うわけ無いもんね（笑）。

しかし、綾火、なぜ廊下から隠れるように仄を覗いてるの？

廊下から消えたかと思えばキッチンで朝食の支度をする綾火。お母さんと霞がいないのは、朝早くに理事長が来てみんなで出かけたから…って、綾火は行かないの？　おかげで霞が「わたしは残る〜」って言ってるぢゃん。

食事が終わって片付けをする2人を覗いてるたんぽぽ達。なるほど、メデューサとたんぽぽ達を匿ったのは綾火の部屋。おまけに匿ったことは仄にも内緒。

それに切れたたんぽぽがメデューサに直訴。
「我々完全に舐められてますよ。なぜ大人しく言いなりになるのですか、メデューサ様」
「大声出さないの、ご近所迷惑でしょ 」
「なにをのんきに。我々は確かに先の戦いで敗北しました。しかしそれはメデューサ様本来の力ではなく…」
「私はね、石眼石手なしで多華宮くんを手に入れるつもりだったんです。だが失敗した。あの小娘を侮って負けたのです。負けた以上、大人しく従うのがルールでしょ？　なぁに、飽きたら裏切ればいいだけですよ。それに今はかざねに見つかるのが一番マズい。あの小娘の方も、白姫を知る我々6人をかざねに渡したくはないでしょう。お互いの利害が一致する間は、向こうもヘタに動いたりはしませんよ」
と、メデューサ。

さらに6時間前の出来事。夜中、みんなが寝ている隙にメデューサに内緒で灰を手に入れようとするたんぽぽ達。あれ？　部屋に綾火がいなかったね…と、思ったらしっかり起きて仄を見てる…って、「多華宮綾火」に「火々里灰」って、何書いてるの（笑）。その後も朝まで寝ないで何かをしてて、仄が起きると荷物まとめて消えるって…あぁ、今朝、綾火が廊下に隠れるようにいたわけはこれね（笑）。そりゃ隙がなくてたんぽぽ達も寝ちゃうわ。

しかし、そのバックでの理事長とお母さんの会話もスゴい。理事長が綾火に手を出さなかった理由はお母さんの酒乱の気が原因だったのね、しかも翌朝ケロッとしてるし（笑）。

その後、修行だと思って勉強する仄。でもこれはただの勉強だと告げる綾火。綾火に弟子入りしたのは一緒に戦う力を身につけるためと言えば「何を言ってるの多華宮くん、戦うなんて危ないじゃない。擦りむきでもしたらどうするのよ、肘とか」と相変わらず過保護（笑）。

このままではダメ人間になると心配する仄。
そこに綾火の止めの一言「同じ大学へ行けないじゃない」。はい、仄、撃沈（笑）。

雨が降って来て洗濯物を取込んだところで、お母さん達が帰って来ます…って、その荷物の山、かざねも一緒に単なるお買い物？　あ、白姫が家壊して服も何も無いんだっけ。

綾火、みんなには自分が出るから仄はまず洗面所で体を拭けと言いますが、これが失敗。お風呂に入っていた冥達と出くわします。

すかさず仄を捕まえようとする冥達。それを見て「あー、あんたたち！　ここで会ったがひゃ…」と言う霞とお母さんを手刀で眠らせて理事長が言います。「綾火、奴らを捕まえますよ」それに何故か逆らう綾火。「お母さん、悪いけどあの人達は渡せないわ」

そして「火々里さん、この人達を絶対に渡しちゃダメだ」という仄の一言で綾火はとんでもないことを言います。「メデューサ予定変更よ。今すぐやるわよ」

そして綾火の体にまとわりながら首筋に噛み付くメデューサ。なんと2人は合体しちゃいます。

わけはこの前の戦いの後の密約。白姫の封印が1つ解かれた事は理事長に知られたくない。なぜなら理事長によって灰の平和な生活が無くなってしまうから。ならその前に灰を守る為、理事長に対抗する力が欲しい。そこで取り出したのが不和の林檎。それは魔女同士を融合させる魔法の果実。つまりメデューサと一緒になって自らを貶めても仄を守ると言う綾火の決心。

 でも誤算がありました。白姫は不純物を嫌う存在。そのため仄から綾火に供給されていた白姫の魔力が途切れてしまい、結果、力を強くするはずだったメデューサとの合体がかえって力を落としてしまったと…エヴァーミリオンの力ってスゴいんですね。

で、あっさり勝負あり。全員、理事長に捕まってしまいます。待っているのはコワい拷問。ところで、綾火を助ける為に仄が使った魔法が綾火と体を入れ替える魔法とは…おかげで理事長の鉄拳制裁を受けたのは仄。まったくらしいですね（笑）。

ところで理事長の勘違いもスゴいですね。「メデューサの目的は白姫ではなく、後継者を育てることだったんですね。そこで私の娘である魔女として完璧で完全な綾火に白羽の矢をたてた」って、ある意味親バカ（笑）。おかげで封印が解かれたことに気づかれなかったようです。

さて、お仕置き部屋。誰か1人でも捕まれば理事長の拷問で何もかも喋らされる…って、さすがはドラゴントゥースの名を持つ拷問屋。

「あの封印はね、多華宮くんが望まなければ解けないものだから」って、望んでいたろうなぁ…あのときの仄は。そのうえで「お母さんを倒す」って、「あの人はバリバリの体育会系だから、倒しちゃえば私達の味方になってくれる」というわけね。

理事長と戦うのは良くない、霞の言った通り街から出ては？　と提案する仄に「多華宮くんの中には力がある。それを欲しがっている魔女達がいる。そんなことでどうして逃げなくちゃいけないの？　たまたま力を持っているだけで隠れて暮らす？　そんなの間違ってる。ヤツらは悪よ。悪には決して屈してはならないの。多華宮くんに逃げたり隠れたりさせはしないわ。私は戦うわよ。どんな手を使っても。一緒に登校するんだから。堂々と生きなさい」。綾火の決心が聞けましたね。

その頃、理事長室でクロノワールと将棋を打っている理事長。って、拷問してたんぢゃ？　と思ったら「おぬし、わしを犯人扱いしてこんな姿にさせたのは反省してるんじゃないのかのぉ」って、あ、たしかに家を壊したのは白姫だって知らないもんね。って、あれ、メデューサへの拷問は？　と、思ったらローテンブルクの工房の魔女2人（入れ墨の姉妹と言うそうです）がメデューサを再びモノリスに封印するために取り返して行ったんだ。ってことは白姫の第一の封印が解けたことは理事長は未だ知らないわけね。これはラッキー。

そして綾火がお仕置き部屋を脱出。と言うより破壊？（笑）　なんで檻を壊せないって言ってたのに脱出出来たの？　と思えばメデューサに勝った時のように仄との絆を強くすればいいって、もう一度キス？　それもより強くするって、今度は唇？と思ったら膝枕に耳かき…仄も言ってたけど女の子はわからん（笑）。

しかし、理事長が封印の事を知らなければ綾火が勝負と勇んで来ても空振り。今日はもういいから家に帰れと言われます。とりあえず良かったね、おふたりさん（笑）。

しかし家族が増えたって、たんぽぽ達、まだ居座る気？　霞、納得したの？さらにまたメデューサに逃げられたぁ？