いろいろな展開が続く「アルドノア・ゼロ」の最終回でした。

発端は地球連合軍による月面基地攻撃。そしてその際に、特殊部隊を潜入させる地球連合軍。その目的はスレインを夫に迎え、バースの女王になると宣言したアセイラムの暗殺。それを察知した伊奈帆も月面基地へ。

女王宣言をしたのはアセイラムの姿を借りたレムリナ。でもアセイラムも意識が戻って事態を把握。でもそのことを知らない地球連合軍には、何れにしても狙われる身。

そんな中、アセイラムを探す伊奈帆とスレインの邂逅。この肉弾戦は伊奈帆に軍配があがります。

そしてアセイラムと出会う伊奈帆。でも伊奈帆は左目の電子アイをアセイラムを探すことに無理に使い過ぎて脳の神経を圧迫。アセイラムの目の前で倒れてしまいます。代わりにアセイラムだけで韻子のいるだろう非常ハッチから脱出しろと指示する伊奈帆の電子アイ。

そのアセイラムは土壇場で地球連合軍の特殊部隊に見つかってしまいますが、そのアセイラムを救ったのがクルーテオの息子のクランカイン。自らの宇宙船にアセイラムを保護します。
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そのアセイラムは祖父のレイレガリア・ヴァース皇帝に戦争を止めさせようと謁見しますが、すでに意識は混濁状態。でも最後にアセイラムに言います。「良い姫になれ。そして人を幸福に導け」
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エデルリッゾにスレインの真意を聞き、ことここに至って決意するアセイラム。
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そして全帯域で放送。「私はこの戦争を胸に、人の手に余る大きな力の扱いについて、反省とともに深く後悔をしています。私は今ここに先代皇帝レイレガリア・ヴァース・レイヴァースの後を継ぎ、ヴァース帝国の女王になります。そして起動騎士37家門の1人、クルーテオ伯爵を夫に迎えます」
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「我々ヴァース帝国王室は、地球との和平を望みます」

まるでスレインを相手に宣言したことは無かったかのように。確かにあの宣言はスレインがアセイラムの姿を借りたレムリナにさせた宣言。でも今度は本物のアセイラムの宣言。困惑する起動騎士の中で、それを一番自覚しているのは当のスレイン。

スレインは起動騎士達の投降を指示し、レムリナの脱出も指示。
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そして自分は月面基地を自爆させ、伊奈帆との決着を付けに行きます。
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一度はスレインの命令に従ったハークライトと何人かの直属の部下、そしてバルークルス伯爵もデューカリオンに攻撃を仕掛けます。韻子、ライエ、ユキ、鞠戸達の活躍もあって攻撃は阻止。最後はハークライト達とバルークルス伯爵もデューカリオンに特攻していきます。

一方、伊奈帆とスレインは相打ち。スレインは自害するかのように大気圏に落下。そのスレインのカタクラフト・タルシスに手を差し伸べる伊奈帆のカタクラフト・KG-6 スレイプニール。
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そして地球に辿り着いたスレインは伊奈帆に拳銃を向けられます。でもそれはスレインを殺すのでは無く、殺させないため。それを伊奈帆に願ったのは、月面基地で別れる時のアセイラム。

「もう一つお願いがあります。どうか…どうかスレインを…スレイン・トロイヤードを救ってあげて下さい。彼を不幸の連鎖から…どうか」
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その2人の姿は第1期最終回の立場が逆のよう。
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そしてスレインの頭を指す仕草は第1期最終回のザーツバルム伯爵と同じ。

最終回の伊奈帆の行動は、全てアセイラムの願いを叶えるためだったんですね。

でも世間では死んだ事にされ生かされるスレイン。スレインをそうした伊奈帆。火星と地球を平和に導くためにクランカインと結婚して女王になり、アルドノアの力の普遍化に尽くすアセイラム。

3人の誰一人として幸せになれなかった気がして、せつない終わり方のような気がしました。

そして第1期1話のエンディング同様に、再び黒バックのスタッフロールと、そこに流れる「heavenly blue」の最終回のエンディング。何を示唆したかったんでしょうか?