今週の「結城友奈は勇者である」は先週の続き。そして話の中心は前回自分も心配していた樹でした。
友奈と美森から真実を打ち明けられた風は、樹と夏凛には話すなと言います。自分が大赦に確認するからと。
でもその手段はメール。友奈と美森が真実を知ったと言うのに今だ隠そうとする大赦。その手段は返事を送らせたり、未だウソをメールしたり。
さらに夏凛に卑屈な命令を下します。「犬吠埼風を含めた勇者四名が精神的に不安定な状態に陥っています。三好夏凛、あなたが他の勇者を監督し、導きなさい」
その頃、美森が更なる真実に気づき友奈と風に伝えます。それは精霊の真実。
美森が自分を傷つけようとすると精霊が現れて邪魔をします。美森が呼び出したわけでもないのに。
「私は10回以上、自害を試みました。切腹、首つり、飛び降り、一酸化炭素中毒、服毒、焼身、全て精霊に止められました」
美森は勇者システムを起動させていなかった。それでも精霊は勝手に出て来て止めた。
精霊は勇者の戦う意思に従うはずのもの。でも真実は「勇者とお役目を助けるものなんかじゃなく、勇者をお役目に縛り付けるものなんじゃないかって」と語る美森。
「死なせず、戦わせ続ける為の装置なんじゃないかって」
その結果が前回会った乃木園子。それは逆に言えば乃木園子の言葉が真実だと言う事。もう、満開の後遺症は治らない…樹の声も。
そしてこの間、樹の優しさが描かれます。カラオケが好きな友達に誘われても、樹が一緒に行けば気を使うだろうからと自ら身を引く。樹の担任の先生も音楽の授業内容を変えたくても、そうすれば逆に樹に気を使わせると。また、風が文化祭の劇の事を持ち出せば「私、セリフのある役はできないね。だから、舞台裏の仕事をがんばるね」。
そして風は偶然の電話で樹の夢を知る事になります。そのオーディションのデータは次の言葉で始まります。
「ボーカリストオーディションに応募しました犬吠埼樹です。讃州中学1年生、12歳です。よろしくお願いします。私が今回オーディションに申し込んだ理由は、もちろん歌うのが好きだってことが1番ですけど、もう1つ理由があります。私は歌手を目指す事で自分なりの生き方みたいなものを見つけたいと思っています」
「私には大好きなお姉ちゃんがいます。お姉ちゃんは強くてしっかりもので、いつもみんなの前に立って歩いて行ける人です。反対に私は臆病で弱くて、いつもお姉ちゃんの後ろを歩いてばかりでした。でも本当は私、お姉ちゃんの隣を歩いて行けるようになりたかった。だからお姉ちゃんの後ろを歩くんじゃなくて、自分の力で歩く為に私自身の夢を、私自身の生き方を持ちたい。そのために今、歌手を目指しています」
「実は私、最近まで歌を歌うのが得意じゃありませんでした。あがり症で人前で声が出なくて。でも勇者部のみんなのおかげで歌えるようなって、今は歌を歌うのが本当に楽しいです。そして私が好きな歌を1人でもたくさんの人に聴いて欲しいと思っています」
「あ、勇者部と言うのは私が入っている部活です。勇者部では保育園の子供達と遊んだり、猫の飼い主を捜したり。私、人見知りだから部に入った最初はちょっと不安でした。でも部のみんなは優しくて、今は部活の時間がすっごく楽しいです」
そしてここまで聞いた風の暴走が始まります。エンディングに続く樹のオーディションの歌をBGMにして。
「何も知らせないで、私達を生け贄にしたんだ」と言う風の大赦への攻撃を最初に止めようとしたのは事情をまだ知らない夏凛。
「なんでこんな目にあわないといけない。なんで樹が声を失わないといけない。夢を諦めないといけない」
そう言ってなおも暴走する風を次に止めようとしたのは友奈。仮に自分達が勇者システムの真の姿を知っていても、世界を救う為に戦っていたと。
それでも知っていればみんなを、樹を巻き込まなかったと後悔する風。その風を「満開」直前になっても止めた友奈。「だって私は勇者だから」
そしてそこに樹も風を止めに現れます。
「私達の戦いは終わったの。もうこれ以上、失うことは無いから」
そしてみんなが書いてくれた寄せ書きに樹が書き加えます。
「勇者部のみんなと出会わなかったら、きっと歌いたいって夢も持てなかった。勇者部に入って本当によかったよ」と。
本当に樹の優しさが全面に描かれた回でしたね。おかげで今回も見事に涙ぐまされました。
そして次回は風の暴走に唯一駆けつけなかった美森が何かを始めるようです。そのタイトルは「愛情の絆」。
友奈と美森から真実を打ち明けられた風は、樹と夏凛には話すなと言います。自分が大赦に確認するからと。
でもその手段はメール。友奈と美森が真実を知ったと言うのに今だ隠そうとする大赦。その手段は返事を送らせたり、未だウソをメールしたり。
さらに夏凛に卑屈な命令を下します。「犬吠埼風を含めた勇者四名が精神的に不安定な状態に陥っています。三好夏凛、あなたが他の勇者を監督し、導きなさい」
その頃、美森が更なる真実に気づき友奈と風に伝えます。それは精霊の真実。
美森が自分を傷つけようとすると精霊が現れて邪魔をします。美森が呼び出したわけでもないのに。
「私は10回以上、自害を試みました。切腹、首つり、飛び降り、一酸化炭素中毒、服毒、焼身、全て精霊に止められました」
美森は勇者システムを起動させていなかった。それでも精霊は勝手に出て来て止めた。
精霊は勇者の戦う意思に従うはずのもの。でも真実は「勇者とお役目を助けるものなんかじゃなく、勇者をお役目に縛り付けるものなんじゃないかって」と語る美森。
「死なせず、戦わせ続ける為の装置なんじゃないかって」
その結果が前回会った乃木園子。それは逆に言えば乃木園子の言葉が真実だと言う事。もう、満開の後遺症は治らない…樹の声も。
そしてこの間、樹の優しさが描かれます。カラオケが好きな友達に誘われても、樹が一緒に行けば気を使うだろうからと自ら身を引く。樹の担任の先生も音楽の授業内容を変えたくても、そうすれば逆に樹に気を使わせると。また、風が文化祭の劇の事を持ち出せば「私、セリフのある役はできないね。だから、舞台裏の仕事をがんばるね」。
そして風は偶然の電話で樹の夢を知る事になります。そのオーディションのデータは次の言葉で始まります。
「ボーカリストオーディションに応募しました犬吠埼樹です。讃州中学1年生、12歳です。よろしくお願いします。私が今回オーディションに申し込んだ理由は、もちろん歌うのが好きだってことが1番ですけど、もう1つ理由があります。私は歌手を目指す事で自分なりの生き方みたいなものを見つけたいと思っています」
「私には大好きなお姉ちゃんがいます。お姉ちゃんは強くてしっかりもので、いつもみんなの前に立って歩いて行ける人です。反対に私は臆病で弱くて、いつもお姉ちゃんの後ろを歩いてばかりでした。でも本当は私、お姉ちゃんの隣を歩いて行けるようになりたかった。だからお姉ちゃんの後ろを歩くんじゃなくて、自分の力で歩く為に私自身の夢を、私自身の生き方を持ちたい。そのために今、歌手を目指しています」
「実は私、最近まで歌を歌うのが得意じゃありませんでした。あがり症で人前で声が出なくて。でも勇者部のみんなのおかげで歌えるようなって、今は歌を歌うのが本当に楽しいです。そして私が好きな歌を1人でもたくさんの人に聴いて欲しいと思っています」
「あ、勇者部と言うのは私が入っている部活です。勇者部では保育園の子供達と遊んだり、猫の飼い主を捜したり。私、人見知りだから部に入った最初はちょっと不安でした。でも部のみんなは優しくて、今は部活の時間がすっごく楽しいです」
そしてここまで聞いた風の暴走が始まります。エンディングに続く樹のオーディションの歌をBGMにして。
「何も知らせないで、私達を生け贄にしたんだ」と言う風の大赦への攻撃を最初に止めようとしたのは事情をまだ知らない夏凛。
「なんでこんな目にあわないといけない。なんで樹が声を失わないといけない。夢を諦めないといけない」
そう言ってなおも暴走する風を次に止めようとしたのは友奈。仮に自分達が勇者システムの真の姿を知っていても、世界を救う為に戦っていたと。
それでも知っていればみんなを、樹を巻き込まなかったと後悔する風。その風を「満開」直前になっても止めた友奈。「だって私は勇者だから」
そしてそこに樹も風を止めに現れます。
「私達の戦いは終わったの。もうこれ以上、失うことは無いから」
そしてみんなが書いてくれた寄せ書きに樹が書き加えます。
「勇者部のみんなと出会わなかったら、きっと歌いたいって夢も持てなかった。勇者部に入って本当によかったよ」と。
本当に樹の優しさが全面に描かれた回でしたね。おかげで今回も見事に涙ぐまされました。
そして次回は風の暴走に唯一駆けつけなかった美森が何かを始めるようです。そのタイトルは「愛情の絆」。
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