今回の「勇しぶ」の目玉は何と言っても「スフィア」(笑)。

AMADAで行われたミニライブにスフィアが出ているというもの。で、そのスフィアを演じているのが全員本人(笑)。

セリフも
戸松「みなさ〜ん。今日は私たちスフィアのイベントに来てくれてありがと〜う」
全員「ありがと〜う」
スフィア豊崎「いつにも増してスゴいね〜」
戸松「おやおや、そう言えば知った顔も結構いるような…」
寿 「ライブにも来てくれているのかな?」
(マイクを客先に向ける)
高垣「うれしいな〜このあとも楽しんでってくださ〜い
と、いかにもしゃべりそうなセリフと順番(笑)。

そして結構笑えるのがクレジット。

寿美菜子:寿美菜子
高垣彩陽:高垣彩陽
戸松遥:戸松遥
豊崎愛生:豊崎愛生

役名も演じている人の名前も全く一緒です(そりゃ、そうだ)。

実はラジオで豊崎が言ってましたが、みんな自分自身を演じるってことにとまどいがあったとか。
「ここで私こういうしゃべり方する?」「話すイントネーションってこれであってる?」
思わず音響監督さんに指示を仰いだり、同僚に確認いれたりしたそうです。まぁ、聞かれた音響監督も「普段やってること言うだけだって(笑)」って指示になるとか…まぁ、そりゃそうでしょ(苦笑)。

一方、本編の方は、フィノの決意が語られます。

フィノ自分は魔王にはなりたくない。だから自分はレオン魔界1号店の店長になると。魔界にもいい魔人はたくさんいる。魔界にレオンが出来ればきっと人間界のように誰もが笑って暮らせるようになる。

すてきな決意です。特に魔界1号店の副店長にラウルを選んでいるところが、いかにもフィノらしいですけどね。

ですが、フィノを狙う奴らは直接行動を開始します。

まさか、魔界のものだけではなく、かつてのラウルの同僚まで加担しているとは…魔界の連中がフィノを魔王の娘として担ぎだそうというのはわかりますが、勇者側も勇者が活躍するには魔王の存在が必要。だから魔王の娘を担ぎだして魔王に育て、それを自分たちが倒す。そうすれば自分達は勇者になれる。

これって勇者になれなかった者の目標をはき違えた主張ですよね。しかも、フィノの面倒を見ているラウルに「お前だけ今から魔王の娘を見張っているなよ。手柄の独り占めはよくないぞ」とまで言ってしまう始末。もう救いようがないですね。

そんなヤツらにラウルはもともと勇者になろうとしてたと教えられてしまうフィノ。

でも、そんなことでラウルを信用しなくなったりしませんよね、フィノならば。

そうそう、フィノを魔王にすることへの協力を断ったラムの動向も気になるところですね。