さて、今週「蒼き鋼のアルペジオ」も全編シリアス。コンゴウからの逃避行の姿を映し出します。

最初に驚いたのはヒュウガの強さ。「コンゴウ、あなたも私の今の外見だけで判断してるんぢゃないでしょうねぇ。大戦艦級の演算能力、味わってみるといいわ」と言い切るだけあって、大戦艦ってスゴいんだと改めて思い知らされます。ま、イオナ萌えなところに変わりはありませんが(笑)。

そして次に驚くのはタカオ。「ようこそ、蒼き鋼へ。」と言われたあと「ひとつお願いがある。しかも君にしか頼めない」と群像に言われちゃ群像Loveのタカオが張り切らないわけがありません(笑)。コンゴウ、マヤを相手に大活躍。

c2a936f8そんな中、もう一つの見所はメンタルモデル同士の主張。

「観念的思考が行動原理になりうるなど理解不能だ」というコンゴウに対して「あなたの頭が固すぎるから皆んな離れて行くのよ」 とヒュウガ。

「私は正しくアドミラリティ・コードに従っているまでだ」というコンゴウと「それこそがあなたの感情に基づくモノではなくって?」というヒュウガに主張の違いがよく出ています。

「ヒュウガといいお前といい、霧であることを忘れたか」というコンゴウに「人間の言葉にいい言葉があるわ。それはそれ、これはこれ」と切り返すタカオ。

「人類と接触することにより、おのれを見失っている」「アドミラリティ・コードから外れた進化など必要ないのだ」「感情などと言う不確定要素は不要だ」と主張するコンゴウ。

「私は愛を知って目覚めたの。人も私も、そうやって進化していくの」 「好きな人のために好きに生きる。こんな簡単なことが、なんでわかんないかなぁ? 」と返すタカオ。

どこにコンゴウとヒュウガ、タカオの違いがあるか、わかって来ましたね。

次ぎに「私も一人きりの時はこの世界でどうしたらいいのかわからなかった」「でも今のあなたは一人ぼっち。昔の私と同じに見える」と主張し説得するイオナに対してコンゴウの言った一言。

「私はお前がキライだ」

今まで霧が感情を持つのはおかしいと主張してたコンゴウが最後に見せた感情でした。

新規プロジェクトさて、このあとで驚くのは群像の策。まさかイオナがおとりで群像とイオナしか載っておらず、実はタカオにイ401のクルーやハルナ達、そして振動魚雷を載せているとは…そう言えばたしかにコンゴウとの戦闘中、話しているのは群像とイオナだけでした。うーむ、見てる私も騙されました。しかし、こいつらの緊張感の無さったら…(笑)。

でも、最後の最後にイ400とイ402に待ち伏せされてしまうイオナと群像。そしてイ402が最後に主張する一言。

「アドミラリティ・コードに従うのが私たち霧の艦隊」

うーむ、これで今週はおしまい。来週が待たれます。